趙文欣は、監視カメラに記録される人物の、リアルでプライベートな瞬間のイラストレーションを5つの映像作品にまとめた「Void Space | 真空空間」で、第25回グラフィック「1_WALL」のグランプリを獲得しました。審査員からは、一次審査から公開最終審査までのわずか3カ月で次々と作品をアップデートしていく意欲と、ブラウン管テレビでの上映を想定してノイズを加えた絵柄の表現力や、展示のディレクション力が高く評価されました。

本展では「ひとり空間」をテーマに、10cm四方の小さな部屋を3DCGソフトウェアでデザインし、映像作品に編集したものや、3Dプリンタを用いて制作した立体作品を展示します。小さな部屋の中では想像と現実が混ざり合い、それぞれの部屋で過ごす人は、見つからない猫を捜し続けたり、噴火寸前の火山の上で眠ったりしています。コロナ禍をきっかけに一人の空間を意識することが増えた昨今、誰もが感じたことのある孤独感や安心感といった感情を様々な部屋で表現します。

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